FOUNDER
支援発起者

COMMENT
PUNiK TAGU
まさか、こんな事にになるとは!というのが本音。新型コロナウィルスの影響で、3月頃から、ほとんどのライブハウスが営業自粛を余儀なくされ、それに伴い、ほとんどのバンドがライブ活動を出来なくなった。
ようやく東京も緊急事態宣言が解除され、明るい兆しが見えてきたように思えるけどこの間に潰れたライブハウスもある。そして、ほとんどのライブハウスが何とか生き残ってるけどギリギリって感じだ、と聞く。そんな時にガソリンユンボから当支援企画の構想を聞いて、凄く良いと思い賛同。
ウチらPUNiKの活動のほとんどはライブハウス。すぐに前のような状態に戻れるとは思わないけど、少しでも力になれれば、と思ってます。みんなの協力よろしくお願いします。

GASOLINE YUNBO
Vo 橋本英之
Gu 石井崇
Ba ジュンゾー
Dr 橋本竹次
2009年結成
日本のロックバンド
COMMENT
ガソリンユンボ 橋本英之
カルチャーの多くは既存の古いものに対してカウンターカルチャーとして発生する。我々であれば、そのフィールドがライブハウスや路上であったり、今ではデジタルツールを介するものまで形態は様々だ。
最初は小さな集合体だけれど、「何か面白いことやってんなあ。」 と人が集まり始める。下世話な話、人が集まればお金が生まれる。お金が生まれれば、そこに商業カルチャーが目をつけ、資本を投下し、利益を回収しようとする。やがて肥大化した集合体は荒れ出し、規制が始まる。その頃には、小さな集合体だった頃の人達は去り、そして、カウンターカルチャーであったはずの集合体が権威を纏いだす。形骸化された大きな集合体は、新たなカウンターカルチャーの的となり、ゆっくりと沈んでゆく。
1980年代後半から1990年まで、東京ドーム、日本武道館、その他いろんな場所で洋楽、邦楽の有名ミュージシャン達のショーを見た。だが、俺にはどのステージも何も響いてはこなかった。現在のガソリンユンボを形成しているものは、小さな薄暗い地下室や小屋で出会ったミュージシャン達。心を揺さぶられたり、魂を抉られたり、悔しくて肩を落としたり、勝手に涙が溢れたり……。名前さえもわからないバンドの曲を今でも覚えている。
彼らから学び、吸収し、そして教えを乞いて今のガソリンユンボがある。30年以上前の場所、人、光景、空気は日常の時間や記憶とは異なり、時を超えて今でも鮮明に脳裏に刻み込まれている。
ガソリンユンボはいつまで転がり続けられるのかわからない。でも、アンダーグランドは死なない。若い頃のようにはライブスケジュールは組めないけれど、せめて、我々が出來ることがあれば。
そして、予定調和、同調圧力、現在のライブハウスに対する世の中の重苦しい空気を切り裂くのが、ガソリンユンボの役目だと思ってますので。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。微力ですが、ガラス張りの支援プロジェクトを作りました。
何卒、ご支援の程、よろしくお願い致します。